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女性用バイアグラって他にもあるの!?新たにフリバンセン承認なるか?

[2015年6月24日]

女性用バイアグラと称されるフリバンセンが承認される可能性が高まってきました。
現在女性用バイアグラとして実際に流通しているのは、ダイフルカンで以前このサイトでも紹介しています。作用するところは違うものの、このダイフルカンを上回る効果が期待されています。

flibanserin

フリバンセリンはドイツの製薬会社が抗うつ剤として研究、開発されてきた医薬品です。
抗うつ剤として開発されたにも関わらず、抗うつ剤としての効果はほとんどなかったのですが、実験で動物や人に使用したところ、性的欲求を刺激するドーパミン分泌、そしてその伝達が活性化されることが発見されました。
更に臨床試験をしていくと、性的欲求低下障害に効果があるとわかりました。
研究を進め、2010年にFDAに承認の申請するも、副作用として吐き気やめまい、眠気などのデメリットが、フリバンセリンから得られるメリットより強いと判断され拒否されました。
2011年にはアメリカの製薬会社に権利が売却され、さらに研究を続行。データを集め、満を持して2013年にFDAへ2度目の申請をするも再び拒否されたという過去があります。

そして今月4日、アメリカ食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、性的欲求低下障害に有効とされる治療薬、フリバンセリンを条件付で承認するようにFDAへ勧告すると決めました。
FDAには諮問委員会に従う義務はないが、過去にFDAはその諮問委員会の多くの勧告に従ってきました。
もしフリバンセリンが承認されれば、女性の性欲を高める医薬品が史上初めて市場に出回ることになります。

3回目となる今回の申請では、FDAの諮問委員会が味方に付き、FDAに勧告を出してくれているので、承認の可能性は今までと比べて非常に高いでしょう。

そして気になる効果ですが、検証のために実験に参加した女性達は、フリバンセリンの効果はかなり魅力的であったと語っています。
性欲減退に悩み、結婚生活が終焉へと近づいていた女性は自身を「フリバンセリンの治験に参加できたラッキーな女性1万1000人のうちの1人でした」と語り明らかな回復があったとのこと。
他にも「まるで電気のスイッチを入れたかのように私にも変化が現れました」や「夫とのセックスを拒否して仲が悪かったのに、薬を飲んだら8ヶ月もいい関係が築けた」といった声があり、1ヶ月に平均して4.4回は女性がセックスで満足できたというデータがあります。

しかしまだ完全に副作用のリスクが払拭されたわけでもありません。安全面も考慮すると、承認の可能性はどちらともいえない状況です。

FDAは今年の夏までに承認の可否を判断するとの見通しがあります。
国内では、販売されれば悪用する男性が増えるといった見方もある一方で、本当に薬を必要としている女性がいるのも事実。アメリカでの問題がクリアされても日本での実用にはまだまだ時間が掛かりそうです。

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