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女性用バイアグラ「アディ(フリバンセリン)」の処方状況

[2016年1月22日]

FDAで承認される前から世界中で注目を集めてきた女性用バイアグラ「アディ(フリバンセリン)」ですが、2015年10月にアメリカで発売されてからその後のニュースは減っていますが、どのように処方されているのでしょうか?
今回は、世界中から大注目されていた女性用バイアグラ「アディ(フリバンセリン)」処方の状況を紹介します。

実は、ほとんど売れていない?

真菌感染治療薬のダイフルカンを超える女性用バイアグラとして相応しい効果があると言われ、発売を待ち望んだ女性も多いと思われたフリバンセリンですが、処方開始された10月の処方数はなんと227件。
ちなみにシルデナフィルを主成分とする元祖バイアグラが処方された時は1月で約60万件の処方があったそうです。
比べるまでもなくですが、227件は少なすぎます。では一体なぜこんなにもすくないのでしょうか?

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処方できる医師が居ない

フリバンセリン処方のガイドラインとして医療の専門家であっても特別な講習を受け、登録しないと処方できないため、またその手続きが面倒であるためアメリカの産婦人科医とプライマリケア医の1%である約5600人しか登録できていません。
しかしそれでも227件の処方件数は少なすぎます。

フリバンセリンは高額

男性が飲むバイアグラは、性行為の前に服用するだけですが、女性用バイアグラと呼ばれるフリバンセリンは毎日飲む必要があるのです。1錠あたりの値段は同じ程度でも毎日服用するため月々の出費としては高額になってしまうのです。
毎日服用することで1月に780ドル(約9万2千円)程度の費用が掛かります。これでは少し高すぎて庶民はなかなか手が出しにくいですね。

お酒が飲めなくなる

更に処方件数を減らした要因であると考えられるのが、フリバンセリンはアルコールとの併用が禁止ということです。フリバンセリンはアルコールと併せることで副作用が強く出てしまいます。しかしお酒が飲めないのは我慢出来ないという人が多くいるので処方を諦めるケースです。
どんなにお金を持っていても楽しみを奪われるのは嫌というセレブ層もこれで潰れてしまったようです。
数日ならともかく、フリバンセリンは毎日服用が必要なので毎日飲めないのは誰でも辛いはずです。

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とまあ他にも色々な要因はありますが、大きくこれらの理由で、女性用バイアグラ「アディ(フリバンセリン)」は苦戦を強いられている状況です。
これでは日本での処方も遅れてしまう可能性も懸念されます。今後ありえる展開としては、インドでお得意のジェネリックが出て、お酒が禁忌のイスラム教の人に格安で処方されるということも考えられます。
またフリバンセリンの動向がわかり次第、紹介いたします。
日本にまだなかなか入って来ないフリバンセリンですが、それとはまた違った効果で性欲を強めたり、感度を向上させる女性用精力剤は複数ありますので、是非色々試してみてください。

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